『Gadabout』とは「ブラブラ遊び回る人、あちこち旅をする人」を意味する言葉です。
20世紀を代表する歴史学者ヨハン・ホイジンガ曰く、人間とは「ホモ・ルーデンス=遊ぶ人」のことで、人類が育んだあらゆる文化は全て遊びの中から生まれており、遊びこそが人間活動の本質であると示しました。
人生には遊びが大切だと心でわかっていながらも、働く大人たちの多くは毎日仕事や家事に忙殺されてそれどころではありません。しかし創造性は遊び心と好奇心から生まれることは明らかになっていますし、「アイデアと移動距離は比例する」という言葉があるように、歴史を振り返ってみても、外から新しいモノや知識を持って来るのは旅人です。
自分自身が子供の頃から真剣に遊びながら創作し続けてきたこと、旅好きで世界の素晴らしい場所を旅してきたこと、そしてこれからもそういう存在であり続けたいという思いを込めて『Gadabout』を屋号としました。
Masaya Takagi
Creative Director / Communication Designer
大学在学中に独学でMacの使い方を覚え、就職後はデザイン会社でデザイナー、外資系広告会社でアートディレクターとして勤務。コカ・コーラ、サントリー、大塚製薬、KDDI、東芝、Johnson & Johnson、DUNLOP、SEIYUなどのクライアントを担当し、広告全般、ロゴやパッケージなどのグラフィックデザイン、アートディレクションを通じてキャリアを積む。
その後Dysonへ入社し、クリエイティブチームのアソシエイトマネージャーとして製品全般のブランドデザインを担当。プリントやデジタル広告、カタログやウェブサイト、TVCMや動画広告、店舗やイベントスペースなど、一過性のキャンペーンだけでなく、長期的にユーザーと関係性を築くためのクリエイティブまで、企画制作およびデザイン、ディレクションを行う。 
現在はBALMUDAでビジュアルコミュニケーション全般に必要なクリエイティブの企画制作およびデザイン、ディレクションを担当しながら、個人としてもブランディングやアートディレクションだけに囚われず、クリエイティブ全般に渡って幅広く活動している。プライベートでは新しいテクノロジー、アウトドア、旅が好きな一児の父で、都市と自然を行き来するライフスタイルを探求中。